分かってなさすぎなんだよなぁ～

 マジで情けねぇ。
こう言っちゃァなんだが、アテナのコーチも基本、選手としてはNon Eliteなんだよね。
そもそも、オレとキバなんか競泳畑じゃないし。
サトルは競泳はしていたとはいえ全国レベルじゃなかったし、サブプールを見てくれている宮林はJO出場経験があるのと、元Utake一家のケイが全国の標準を切っていた(コロナ禍で中止になっちったけど）くらい。
みんな雑草なのにさ、勘違いしてる。
アテナが後ろ盾にあるからだって事に気づいているようで気づいていないからに他ならない。

マジで原点回帰して欲しいんだよなぁ。

なんで競泳コーチになったのか？
なんで水泳コーチの道を選んだのか？ってのをさ。
それにすら気づかない奴が経営者？笑わせるなって話だよね。

あのね。

今回、初JOの選手がいる。

イッセー・カラカマってんだ。
特年齢とはいえ、200Frを1:57で泳いだ。
イッセーに関しちゃぁ、GW合宿でオレが担当したから前の記事を探せばあるんじゃねぇかなぁ？スッゲー頑張っていた。

中2で初JOだけど、野郎は小2から育成コースに籍を置いていたんだ。
小2の50FrのBestは50.57、小3では39.59。どこにでもいるファンキーでいながら水泳好きなガキだった。
小4では100Fr 1:28,02。5年では残っている記録だと200IMで2:44.73くらい。
小6で100Frを1:02.39。ほんで中学生になった去年、200Frが2:06.75で泳げるようになって。今日は1:57.11だった。クドいようだが初JO。

考えてもみろってば。何で奴がこの年齢で初めてJOに出れた？
続けていたからに他ならない。
アテナの選手はこんな選手が何人いるって。

じゃぁ、こいつらに水泳を続けさせたのは誰だって？
分かってねぇんだよなぁ。
桃栗三年柿八年。
桃と栗は三年で収穫できるまで育つ。
柿は八年掛かる。
同時期に種を蒔いても芽が出て実を結ぶには年月が違うんだ。

オレに言わせれば、バカほど種を蒔いてから実を結ぶまでの期間を我慢できない。
種を蒔いて芽が出るのが早いほど良いと思っていやがる。

そんなことねぇ！

いいか、なんでイッセーが今回始めてJOを切れたのは、桃や栗が実をつけていてのにも関わらず、まだまだ芽吹いてもいない柿の芽に水をやり続けていたからだ。

その柿に水をやり続け、光を浴びせ続けていたのは誰だ？
いま、お前の担当選手が実をつけなくとも次の世代で花咲き、実を結べば良いんじゃねぇのか？てめぇが目立ちたいのか？選手に光を浴びさせたいのか？

オレがトップチームを退く一番の理由は、

オレの光が強くなりすぎて、選手の輝きをかき消していると思ってからだ。