2023年5月31日水曜日

当てにならない比較

 誰々の小学生の時に比べてコイツは速い!

ほど当てにならない比較はない。

つまらない今を着目する暇があれば、これからに注目するべきだ。



Inspiration

Training logを書かせているアヤカは、感覚を強調する。
感覚は本人にしか分からないので、コーチに分かるように具体的に説明してくれ!
と返すのだが、彼女はソレを有耶無耶にする。
しかし、その感覚を否定することはしないし、出来ない。

だって、本人の感覚を否定する事は、本人そのものを否定することになるからだ。
オレは思う。
コーチの直感より、選手の直感は勝っていると。

直感だけにフォーカスするならば、選手に傾向するべきだと思ったりするが、
それが間違っているならば、理路整然と促し、
コイツには敵わないと思わせるような材料=参った!っていった現状(論理的な裏付け)を提供するこった。

ソレは経験云々じゃなくて、そいつの可能性を信じて疑わない。
指導者としての本気を伝えればいいだけのこと。

なんで風の谷のナウシカ?
そんな感じだからとしか、言いようがねぁなぁ。

2023年5月29日月曜日

答えの出し方を変えろ。

 なかなかどうして、トレーニングレベルが上がらないタイキ。
先日はトクトクと奴に話をした。

タイキ。9x9はいくつだ?
- 81です。
今お前は反射的に九九 81と答えた。違うか?
- そうです。
お前の練習も同じだ。反射的と言うか、いつも通り同じパターンで練習を行っているように見える。それ自体は悪いことではない。お前が練習に対する努力がルーチンワーク化出来ていると捉えることもできるからだ。
ただ、その一方で今のパターンではなかなか成果が上がらないことも事実だ。分かるか?
- そう思います。

では、9x5+9x4は?
- ・・・81です。
最後に、9x10-9は?
ー ・・81です。
9x9はいくつかを聞かれたときよりも答えに時間がかかったのは何でだ?
- 少し頭の中で計算したからです。
つまり、反射的に答えを出したのではなくて、意識的に計算をして答えを出した。
コーチが伝えたいのはそういったことだ。日々の練習を反射的に行うのではなく、意識的に行うことがお前には重要だと思う。
具体的に言えば、16x100 1:30をやるとしよう。お前は何秒で泳ごうと思って練習するな?
- はい。そうです。
それが反射的な練習パターンだとする。例えば最初の4本はイーブンで泳ぐ、次の4本はネガティブで泳ぐ、次はターンとドルフィンにフォーカスして、そして最後の4本は100のレースパターンを想定して泳ぐ。
ただ16回頑張って泳ごうとする練習とは明らかに違う練習になる。
出た答えがタイムだとしよう。タイムは変わらないかもしれないが、計算方法が違う。
つまり練習へのアプローチが違うってことだ。
出したタイムが同じでも意味は異なる。分かるか?
- なんとなくですが、分かります。
そうか、なんとなくでも充分だ。
それを実践していくうちに分かるようになってくる。

答えの出し方を変えるということは、努力の仕方を変えるってこと。
努力の抽斗を増やしてあげることもコーチの仕事ってもんだ。


2023年5月26日金曜日

木綿のハンカチーフ

 

太田裕美さんは埼玉県春日部市出身。
木綿のハンカチーフは彼女の代表作であり、昭和歌謡の傑作の一つだと疑わない。

「ねぇ、涙拭く木綿のハンカチーフ下さい」
の下りは、

今のオレには当てつけにしか聞こえない。

2023年5月25日木曜日

散歩

 朝の散歩が習慣になってから3ヶ月になろうとしている。

それを習慣にしている人は大抵同じ時間に同じルートを歩くそうだ。
が、オレは違う。
時間もマチマチなら、ルートも同様だ。
近頃は中学時代の友人の家を探すことをテーマに歩いている。
40年以上昔の記憶を辿って遊びに行ったことのある友人宅を探す。

これがねぇ。見つからねぇんだ。
そもそも、まだそこに自宅があるかなんて分からないから。
なので、未だに一軒も見つけることが出来ていない。

でもよ、他人の家の表札を見ながら歩いてるって冷静に考えれば怪しいよなぁ~。
なので、これからは・・










これかな?

やれるのか、オイっ!

 この前の茨城夢カップでね。
或る先生からこう訊かれた。

「Utakeコーチって、今まで思っていた以上に選手が結果を出した事ってあるんですか?」

「そうだなぁ~、無い訳じゃぁねぇが。そうだなぁ~、ほとんどねぇな。」
「だって練習以上の結果なんて出るわけ無いからよ」

「オレ自身がその選手に対して出したいタイムであったり、選手が目標としているタイムを出させるなんてよ、そんなに難しいことでもねぇじゃん。だって、それが仕事だからさ。オレが思い描いた通りにしてくれたらそりゃぁ出るに決まってる。」

「タイムは読むんじゃなくて作るもんだ。だから、思い描けるような練習をするだけだ。」

2023年5月24日水曜日

愛犬

 我が家の愛犬ラブは14才。
既に視覚・嗅覚・聴覚は全て衰えている。

最近では所構わず粗相をしてしまうようになってしまった。
四六時中、彼女と一緒にいる母は困り果てていると言うより、感情的になってしまっている。時には聞きたくないような言葉を愛犬に向かって発することもあるくらいだ。
それでも我が家では彼女の仕草や様子を観察し、彼女が今何をしたいのかを推測して欲求に応えるようにしている。
それが家族の義務だと思っているからだ。
モチロン、オレも例外ではない。1日でも長くラブと家族でいたいと願っているし、そのための努力を惜しむことはしない。

後で後悔するなんてことだけは絶対にしたくないから。

Right here.

  https://strong-style.hateblo.jp/